植生調査の報告です
2023.07.21 Friday
「伊吹山の自然を守る再生協議会」青木顧問とともに伊吹山山頂部にて重要植物の調査と保護対象植物の確認会が行われました。メンバーは青木先生を中心に各団体と米原市の担当で7名で、当会からは3名が参加ました。
群落を構成する大規模エリアと希少種、重要種の選定と保護の方法についての意見交換と今後の計画などを時間をかけて話し合いました。
すでに保護枠がかけられた植物については今後の保護観察が重要になってきます。
今日は希少種、重要種の新たな発見もあり改めて伊吹山の豊かな植生、多様性を実感し、今後の保護、再生に可能性を探る糸口が見えてきました。
西登山道のシモツケソウ群落の再生地ではシモツケソウをはじめ夏の花々が次々と咲き始めています。
また山頂のイブキジャコウソウも見ごろを迎えてさわやかな香りを放っています。
報告は、C-NA&れいでした。
自然観察会を開催しました 2
2023.07.17 Monday
当初7月の自然観察会は3合目に咲くユウスゲ等夏の花々の観察予定でしたが、5日前に起きた登山道崩落により、正面登山道からの入山が出来なくなったため、急遽ドライブウェイで8合目駐車場から山頂周回散策に変更しました。参加者は17名。今回遠路高知市から2名の方が参加されました。お天気は最高で、白山は見えませんでしたが、御嶽山は望めました。何時ものコースで西登山道登り〜山頂周回〜中央登山道下りで最後は駐車場側面でも観察しました。琵琶湖展望台からは湖に浮かぶ4島のうち3島まで確認できました。お花の方は最盛期前だったので満開とまではいきませんでしたが、たくさんの種類の花が見られました。そのうちから5種の花画像を掲載しました。
報告はシャラでした。
自然観察会を開催しました
2023.07.17 Monday
伊吹山山頂の自然観察会を開催しました。
当初は3合目の観察会の予定でしたが、12日の大雨により表登山道が大規模に崩落し、通行止めとなったため、急遽、山頂の観察会に変更したものです。
遠くは、牧野富太郎先生の出身地高知からの参加者もあり総勢17名の観察会となりました。
西登山道から山頂を上がるコースでしたが、通常は40分のところを、2時間かけてゆっくり花を観察しながら登りました。イブキトラノオ、ヤマホタルブクロ、キバナカワラマツバなど見頃な花に加え、キンバイソウ、クガイソウ、メタカラコウなど色鮮やかな花が咲き出し、賑やかになってきました。
今日は梅雨明けを感じさせるような天候で一日中、晴れで、眺望も良く見えました。
これから、夏の花が次々開花し、夏本番を迎える伊吹山山頂です。
報告は鈴鹿の翡翠と立山の雷鳥でした。
エコツアーガイドの報告です。
2023.07.16 Sunday
東京から10名のお客様をお迎えしました。
天気も良く適度な風が吹く西登山道をゆっくりご案内しました。琵琶湖がくっきりと見えて登山道斜面には鮮やかな黄色のキオンが咲き始めています。
花期は過ぎたもののヤマトグサを見つけて牧野富太郎が初めて名付けた花であることや伊吹山にも富太郎翁が何度か来山された話なども出来ました。獣害や異常気象でお花畑が衰退して久しい山頂ですがシモツケソウ再生地や山頂ドリーネの保護地を観て頂き伊吹山本来のあるべき姿をお話しさせて頂きました。
もりびとの会の会長と翡翠さんとバッタリ出会って翡翠さんに再生地を案内して頂きました。
再生地はあと数日でシモツケソウが咲き揃い、草原がピンクに染まります。
今日は今シーズン一番の人出で駐車場も満車でした。
猛暑の平地より10℃前後気温が下がります。
今日のお客様も外界を眺めながら吹き上がって来る風に大喜びでした。この夏は是非伊吹山へ!
報告は、C−NAでした。
エコツアーガイドの報告です。
2023.07.08 Saturday
大阪方面からお越しの7名様をC-NAがご案内しました。
雨の予報でしたが小雨が降ったり止んだりのお天気で散策には支障なく西登山道から中央登山道のコースと駐車場周辺の植物をゆっくり観察していただきました。
山頂一帯にはまだ目立ちませんがキバナノレンリソウ、イブキフウロ、ウツボグサなど一時期姿を消していた伊吹山ではおなじみの夏の花が咲き始めています。山頂のあちこちで見られるイブキジャコウソウも咲き始めて少し触れただけでさわやかな香りです。
シモツケソウ群落の再生地ではシモツケソウだけでなくイブキトラノオ、ミヤマコアザミ、メタカラコウ、コオニユリなどが共生して伊吹山本来のお花畑の姿に戻りつつあります。お客様には観察だけでなくお花畑の再生事業などの話も聞いていただきました。
わずかな時間でしたが今日の伊吹山が記憶に残りまた何度でもお越しいただけたらと思います。
報告は、C-NAでした。