伊吹山・山頂の花
2018.07.14 Saturday
来週末から始まるボランティアガイドを直前に控え、伊吹山山頂の花の様子を見てきました。西登山道から山頂に上り、東登山道を下ってきました。平地では、本日も猛暑となりましたが、伊吹山山頂は、平地より10度程気温が低く、また時おり吹く風が心地よいです。3連休ということもあり、ドライブウェイから、また登山道から、多くの人が山頂を目指していました。私も西登山道の途中からバスで来られたという親子の方と山頂まで、花の話をしながら登りました。
琵琶湖方面は、雲海が広がり、眺望は望めませんでしたが、東から北方面は、きれいに晴れ渡り、御岳山や白山が見えました。
今、見頃で目立つ花は、イブキトラノオ、ヤマアジサイ、オオバギボウシ、ヤマホタルブクロ、ホタルブクロ、キバナノカワラマツバ、キンバイソウ、ミヤマコアザミなど初夏の花々です。
カノコソウ、シモツケ、コバノミミナグサ、カラマツソウ、ヒヨクソウ、バイケイソウ(東登山道)も、見頃は過ぎていますが、まだ見られます。
クガイソウ、メタカラコウ、シシウド、イブキフウロ、イブキジャコウソウ、カワラナデシコなど真夏の伊吹山山頂を彩る花も咲き出しました。
伊吹山山頂のボランティアガイドは、7月22日(日)から8月5日(日)の期間、平日は午前11時からの1回、土・日曜日は午前11時からと午後0時30分からの2回開催します。緑の腕章をつけた本会の会員が案内します。是非、お越しください!
報告は、鈴鹿の翡翠でした。
観察会の下見を行いました
2018.05.17 Thursday
5月16日、シモツケソウ群落再生地調査に同行して、22日に開催予定の自然観察会に向けて山頂お花畑の下見をしてきました。
春の花が早くも終盤を迎えて季節は初夏へと移行しています。
足元にはツルキジムシロやウマノアシガタ、の黄色が良く目立ちます。
斜面にはホソバノアマナ、フデリンドウ、タチツボスミレ、ニリンソウなど小さいながら色様々にお花畑を形成しています。
樹木の少ない山頂ですがところどころマユミやオオイタヤメイゲツなどの新緑が鮮やかです。今年も第一回目から多くの参加申し込みを頂いています。
10月まで計6回の観察会を予定していますので是非お出かけください。
詳細は“伊吹山もりびとの会”HP観察会のページをご覧ください。
報告は、C−NAでした。
山頂の花情報
2017.07.20 Thursday
7月20日
保全作業が18日に終わっていましたので作業はなく、会員3名がボランティアガイドをしながら
西登山道と中央登山道、ドライブウェイ駐車場の壁面をゆっくりと回りました。
クガイソウ
キンバイソウ
ホタルブクロ
カワラマツバ
イブキトラノオ
シモツケソウの蕾
ウツボグサ
キヌタソウ
イブキジャコウソウ
カラマツソウ
下界は猛暑、山頂は薄曇りに時折晴れ間が出たり適度に吹き上げてくる風と伊吹山名物のミストに包まれて快適な観察日和となりました。
夏のお花畑は例年より1週間ほど遅れてあと数日でシモツケソウの開花が見られるかと思います。
コオニユリ、ハクサンフウロ、イブキフウロ、シモツケソウが咲きそろえば いよいよお花畑の競演が始まります。
報告はC-NAでした。
定期観察会の報告です
2017.06.20 Tuesday
明日からは本格的に梅雨の気候に変わるという貴重な日にトップシーズン前の伊吹山山頂お花畑を入念に見て歩きました。
クサタチバナやグンナイフウロ、イブキシモツケなどがピークを迎えて、新緑の山全体にさわやかな白い花が広がっています。
草むらはクガイソウ、ルリトラノオ、コオニユリ、セリ科の野草、他様々な夏の花が順調に伸び始めています。
昨年一昨年と獣害で花が激減して寂しかったお花畑が本来の姿を取り戻しつつあります。伊吹山は草花だけでなく樹木の花もたくさん見られます。
西コースにはカマツカ、ミヤマイボタ、サワフタギ、東コースにはゴマギ、シナノキ、ツルアジサイなどが咲き始めました。ジョウビタキや鶯もないています。ホオジロが羽虫を捕まえてうれしそうに鳴いていました。自然豊かな伊吹山がいよいよハイシーズンを迎えます。
報告は、C−NAでした。
山頂の花の様子です
2017.05.21 Sunday
五月晴れの日曜日とあって伊吹山はドライブウェイと登山道から多くの人が新緑を求めて訪れていました。伊吹山は夏のお花畑のイメージが強いようで「こんな季節でも花がたくさん咲いていますね」と声をかけられました。春の芽出しの大きな野草が伸びる前で今はニリンソウをはじめ、スミレや色とりどりのヤマエンゴサク、ホソバノアマナ、フデリンドウなど小さな花がたくさん見られます。
そんな説明をしていたら高知からこられたグループを山頂までご案内することになり石鎚山や剣山などのお話も聞かせていただきました。今シーズンも様々な出会いを楽しみに山にあがりたいと思います。
報告は、C−NAでした。
定期観察会の報告です
2016.09.24 Saturday
8名の会員が参加して全員でシモツケソウ再生試験地の除草作業を1時間ほど行いました。
その後、保全メンバーは今後のメンテナンスの打ち合わせ、観察メンバーは西登山道から滋賀県側登山道へ回り山頂を経て西遊歩道へ折り返し秋の花や草の実などを観察しました。この時期は花も少なり霧と風が強かったので午前中のみの活動となりました。西登山道分岐付近では季節外れのハクサンフウロが見られました。
また、滋賀県側登山道のシオガマギクの白花は鹿の食害か先端がなくわずか数輪の花をつけて生き残っています。株は残っているので消えずに頑張ってほしいと思います。ジンジソウは終盤。今はトリカブトやリュウノウギク、コイブキアザミ、イブキアザミなどが見頃です。
報告はC−NAでした。